基板検査冶具（ファンクションチェッカー）
目的：
検査される基板の機能に基づき、その機能を実際に動作させ、動作不良を起こさないか検査します。
製作ポイント：
検査冶具の回路設計、マイコンプログラムの開発、装置内の配線のほか、検査される（お客様）側の基板に実装されているマイコンの被検査用プログラムの開発も一手に引き受けました。
卓上機械用制御基板
目的：
卓上サイズの省力化機械内に搭載される制御基板です。モータを8軸制御する機能のほか、センサ入力や通信機能を有した基板になります。現在当社取引先で月間数十台量産されています。
製作ポイント：
お客様から過去に設計された回路図や部品表のほか、新たに開発する基板のブロック図をご提供頂き、それらの資料をもとに回路設計と基板設計（アートワーク）を行いました。
PLC搭載 小型制御装置
目的：
ある搬送機械に対して、新たな機能を開発するための様々な試験に使られる、約30ｃｍ角の小型制御装置です。本装置を介して上位のコンピュータから搬送機械の制御を可能にしました。
製作ポイント：
上位コンピュータとは通信を行い、本装置はPLCを搭載しデバイスサーバーとして機能するよう一部構想と部品選定からお客様へ提案し、設計を行いました。またPLCが苦手とするアナログ信号の処理向けに電子回路基板を搭載しており、その回路設計、基板設計のほか、本装置の組立・配線、PLCプログラムを用いた動作確認まで
行いました。
温度監視盤
目的：
産業廃棄物を特殊な加熱方法で処理することができる燃焼装置の、その加熱温度を監視するための配電盤です。内部にPLCを搭載し、表示・操作部にタッチパネルを採用しました。
製作ポイント：
当社では電子回路の設計、製作のほか、制御盤の設計経験もあります。今回は燃焼装置に搭載されることを念頭に考えPLCを採用し、より安全に短期間で設計が完了するように致しました。
防塵対応 モータ制御装置
目的：
モータを使って測長センサを動かしながら計測し、データを収集する装置です。外部からバッテリーを接続して可搬型に仕上げました。
製作ポイント：
お客様からのご要望より、Raspberry-Piから市販のモータドライバが制御できるように、拡張基板の回路、基板の設計を行いました。また部品の選定、加工、組立・配線のほか、Raspberry-Pi上で実行するテストプログラム（Python）を作成し、動作確認を行ってから納品しました。
多チャンネルLED制御基板
目的：
ある展示物において、各所に配置されたLEDを同期をとりながら調光するシステムです。32点ｘ6基板で192カ所のLEDを1台のパソコンから通信を介して制御を行い、展示物の演出を行いました。
製作ポイント：
お客様からご要望をお聞きし、システムの構想から回路、基板の設計、マイコンプログラムの開発、実装とテスト配線まで行いました。また弊社協力会社を通してパソコンの専用アプリケーションの開発にも対応致しました。
多チャンネル照明制御基板
目的：
Hf／PC蛍光灯を２８点調光できる制御基板です。パソコンから通信を介して個別に調光制御できるよう設計され、スマート照明の実験に使用されました。
製作ポイント：
「多チャンネルLED制御基板」と同様、お客様からご要望をお聞きし、システムの構想から回路、基板の設計、マイコンプログラムの開発、実装まで行いました。また社内で動作確認を行うため、簡単なパソコンのアプリケーションの開発も行いました。